タロットカードには、ちょっとしたツインソウルの秘密が隠されています。(タロットカードは、マルセイユ版とより解りやすく改良されたウエイト版とがありますが、ここでは元祖となるマルセイユ版について書いています。)
78枚で構成されたタロットカードは大アルカナと小アルカナに分かれています。大アルカナは枚数が22枚であることから、ヘブライ文字22文字や、セフィロト(生命の樹)の22本の経路と関連づけられて様々な解釈がなされていますが、実は、魂が天国へ帰るまでの過程が描かれていると言われています。
大アルカナは愚か者から始まり世界で終わりますが、最後の8枚(中段右と上段)に注目してみて下さい。節制、悪魔、塔、星、月、太陽、審判、世界のカードには、ツインソウルとの出会いから結合までの流れが描かれています。
・節制のカード
ここに描かれている二つの水瓶は、ツインソウルの男性と女性であり、ついに二人は仲介者によって引き合わせられる事を表しています。
・悪魔のカード
二人の男女が鎖のような紐のような物で繋がれている絵が描かれています。二人は自らが作り出した概念やエゴなどに囚われている様子を表しています。男性も女性もエゴなどにより悪魔の格好をしています。
・塔のカード
稲妻によって壊れる塔は、自らが作り出した概念が崩れることを意味しています。塔から落ちる二人は、神のテストにより調和に失敗した様子を表しています。
また、自らが作り出した概念が招いた結果とも言えます。
・星のカード
二つの水瓶の水が流されている絵は、水瓶は二人を表し、エゴや過去の概念などを浄化精算する様子が描かれています。
・月のカード
二匹の犬はツインソウルの二人であり、ザリガニは二人がまだ試練を越えていないことを意味しています。
・太陽のカード
男女の双子の子供が描かれています。ここでついに二人は再会します。子供は魂の純粋さを表していて、魂が純化された時に二人は再会出来るという意味でもあります。
・審判のカード
男性と女性と棺から甦る人が描かれています。これはまさに最後の審判であり、甦る人は、男女の結合によって眠っていた真実が明らかになる様子を表現しており、霊的覚醒を意味しています。
・世界のカード
ここに描かれている女性は下半身こそ隠されていますが、実は女性ではなく両性具有者であり、ツインソウルの結合によってすべてが達成され天国へ昇るということを表しています。
悪魔から水瓶、獣、子供、成人、両性具有者といった流れは、魂の成長や霊的成長を表現しているとも言われています。
この流れ、ツインソウルの7つのステージと全く同じだと思いませんか? 魂が帰還するプロセスは、このように隠された秘密として遥か昔から伝えられていたのです。
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